近年、腸内細菌や食物繊維の重要性が広く知られるようになりました
人間の腸には100~300種類、100~1000兆個の細菌が生息しています。
その腸内細菌の状態(マイクロバイオーム)が、ガンや糖尿病や脳梗塞・心筋梗塞・高血圧やアレルギー・自己免疫疾患や認知症や肥満症だけでなく、精神疾患やいわゆる発達障害などあらゆる病や症状と深く関係していることが分かってきたのです。
それどころか、腸内相関といって、人や動物の性格にもマイクロバイオームが大きく関わっているようです。
大切な腸内細菌の健やかなバランスを保つには、腸内細菌の餌となる十分な食物繊維が必要です。が、戦後の食生活の大きな変化に伴い、私たちが摂取する食物繊維の量も、種類も、激減してきました。